もっと知ろう世界の森林を

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「世界の森林をもっと知ろう研究会」
 これまでの人生を、世界各地の森林や林業に何らかの形で関わってきて、経験と学識を身につけてきた人々が、その体験をベースに過去・現在・未来の話題を語り合って知識の範囲を広めようということで、ほとんど還暦を超えた輩が集まり「世界の森林をもっと知ろう研究会」が1998年12月に始まりました(通称甘利研究会)。
 以降、2か月に一度、第三木曜日に研究会を開催し、2001年暮れには24回を数えました。取り上げられた話題は研究会の話に留めておくには惜しいという意見が多くなり、その内容をスピーカーの了解を得た上で外部に発表することにしました。

「もっと知ろう世界の森林を」
 研究会での2000年7月分までのスピーチならびにエッセイを、単行本「もっと知ろう世界の森林を」(日本林業調査会、2001年1月1日、422ページ)としてまとめました。この本には29編のスピーチと10編のエッセイが収録されています。(単行本の目次)

ホームページに掲載
 2000年9月以降の研究会でのスピーチは世界の森林・林業について関心のある方に一人でも多く読んでいただくため、「世界の森林をもっと知ろう研究会」と海外産業植林センターが協力し、当ホームページに掲載することにいたしました。




最新のトピックス

7. 最近の製紙原料事情と今後の展開
  日本製紙連合会 副理事長 渡辺 恒
 戦後の紙の需給は、経済の成長と並行して増加を続け、現在はアメリカに次ぐ世界 第2の製紙大国となっている。その製紙産業の帰趨を制するものは原料と言われ、原料のパルプ材の調達構造は時 代とともに大きく変化してきている。本稿は、そうした原料=パルプ材調達の現状及び調達構造の変化,特徴について分 析するとともに、今後の原料調達の展望と課題の摘出を試みたものである。(2002.7.23更新)
8. 世界のポプラと中国におけるポプラ植林
  (社)海外産業植林センター 小川 章
 数ある樹木の中で、「ポプラ」は日本人にとっても馴染みの深い種類である。しかし、そのルーツや植林については、林業関係者を除くと余り知られていない。本稿では、先ず世界のポプラについて紹介し、次いで、植林が積極的に進められている中国を例に、ポプラの有望品種や生長について概観した。(2002.7.23更新)


※これまでのトピックスはバックナンバーから御覧下さい。



(問い合わせ先)
  jopp@jopp.or.jp

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